| トップページ＞トピックス一覧＞こぎつね座の亜鈴状星雲（M27） |  |
||
 |
 |
||
| 夏の星座である、わし座と白鳥座の間、ちょうど天の川の 中にある、こぎつね座にある惑星状星雲M27です。 この星雲は、鉄亜鈴（アレイ）の形に似ていることから、 亜鈴状星雲という別称を持っています。 太陽と同じくらいの大きさの星が、その最後に、ガスを 放出し、白色矮星（はくしょくわいせい）と化すのですが、 ガスを放出した星が、ガスを照らして光っています。 星の中で作られた、水素、ヘリウム、酸素、窒素などが、 白色矮星からの放射される紫外線により、イオン化して 輝くため、美しいカラフルな色合いになるそうです。 地球からの距離は約820光年で、まだ、年々広っているそう です。この星雲が出来たのは、3000〜4000年前だと言われて いるようです。 実は、真横から見ると亜鈴状に見えますが、真上から見ると リング状に見えるそうです。（リングのイメージ M57） 中心の星は、13.5等星。 ＜写真左＞ 冷却ＣＣＤカメラ、ＳＢＩＧ製のＳＴ７ＸＭＥを使い撮影しました。 カラーフォルターを使って３色分解、合成で撮影です。 露出時間は30〜40秒のものを、ＬＲＧＢそれぞれ、4枚ずつ 重ね合わせています。 望遠鏡は、VixenのR200SS、架台はGPD2＋Skysensor2000PC。 ＜写真右＞ 左の写真は、Vixen SP140SSという 冷却ＣＣＤカメラ、Bitran製のBJ-31Cを使い撮影しました。 露出3分×4枚合計12分露出くらいです。 ピント合わせには、自作のバーチノフ マスクを使用。USBオートガイダーで追尾。 架台はGPD2＋Skysensor2000PC 左下の写真は、月のサイズと比較したものです。 このように見ると、意外に大きな天体だと分かります。 右下の写真クリックで拡大します。 |
|||
 |
|
||
| 2019年6月26日 ZWOASI294Pro（冷却CMOSカメラ）、 ビクセンのR２００SS、SXP2赤道儀で撮影。 SharpCapで取り込み後、ステライメージ処理 冷却温度マイナス20℃、露出時間は60秒 のものを、10枚ほど合成していますので 総露出時間は10分くらいでしょうか。 QuadBPフィルターを使用しています。 元画像は、下のとおりです。（クリックで拡大） |
 |
||
右の写真は、2021年7月19日 eVscopeでお気軽に撮影したものです。 |
 |
||
|
|||
