トップページ > トピックス一覧 > 
秋のアンドロメダ銀河(M31)と二重星団(hx)、M33など
topへ戻る
秋の代表的な星座といえば、ペガサス座でしょうか。
南を向くと、四角い形に星が並んでいます。その少し
上側には、アンドロメダ座があります。さらにその斜め上、
北の空には、カシオペアのWの字が見えています。
カシオペア座の斜め上には、ペルセウス座が見えます。
その他、秋に見えるのは
チョウコクシツ(彫刻室)座の
銀河(NGC235)があります。
ギリシャ神話では、カシオペアは
古代エチオピア王国の王妃です。

アンドロメダは、カシオペアの
娘で、化けくじらティアマトの
生けにえとして岩につながれ
ますが、間一髪のところで勇者
ペルセウスに助けられます。

左の写真をクリックすると
拡大します。この写真は西表島
デジカメで撮影したものです。

2013年8月4日 石川県の七尾で
庭先から撮影した、夏の天の川。



上の写真の天の川の白い部分が、
アンドロメダ大星雲の白い腕に相当
します。M33とM31と天の川銀河は
兄弟です。M31の腕と天の川が、
2020年、重なってきているそうです。

2009年の冬に撮影しました。
アンドロメダ座とペルセウス座には、
小型の望遠鏡でも楽しめる天体が
あります。

まず一つが、アンドロメダ座の
銀河(M31)です。距離は230万
光年のかなたにあります。
天の川銀河に最も近い銀河です。
左下に小さく見えるのが、M32で
M31に将来吸い込まれるそうです。
上の写真で、アンドロメダの膝の
辺りにあります。


左の写真はVixenのR200SSで撮影.。
10年経った、2019年11月8日です。
架台はSXP2赤道儀で、カメラは冷却
CMOSカメラ、ZWO294Proです。
コマコレクターPHにIDAS製NB1という
フィルターを装着。露出30秒のものを10枚
コンポジットしました。ステライメージで
処理しています。
左の写真は
2020年9月28日です。
架台はAXJ赤道儀で、カメラは冷却
CMOSカメラ、ZWO294Proです。

F6.3になるレデューサーにIDAS製の
LPS-D1(M28.6 31.7mm)というフィルターを
装着。露出30秒のものを10枚
コンポジットしました。ステライメージ8で
処理しています。(M-genでオートガイド)
左の写真は2020年11月12日です。
架台はAXJ赤道儀で、カメラは冷却
CMOSカメラ、ZWO294Proです。

Vixen社のR200SSにコマコレクターPHを
つけて、IDAS製NB1フィルターを装着。
露出500秒×9枚。合計4500秒露出
ステライメージで、ダーク、フラット、
コンポジット処理をしています。
LPS-D1(M28.6 31.7mm)というフィルターを
(M-genでオートガイド)(拡大写真
2021年7月19日
eVscopeでお気軽に撮影したものです。


もう一つが、ペルセウス座にある
二重星団h-X(エイチ・カイ)です。

上の写真では、ペルセウスの
振り上げた腕の部分にあります。
7010光年のところにあります。

小型の望遠鏡で、銀色の粒が
二つに並んでいるのが見えます。

左がh(エイチ)で右がx(カイ)。
x(カイ)の方には、ややオレンジ
色の星が多いようです。


下の二重星団h-X(エイチ・カイ)は
VixenのR200SSも撮影.。機材は、
CMOSカメラ、ZWO294Pro。前より
10年経った、2019年11月8日です


    写真は、miniBORG50に、BITRANのBJ31Cというカラー冷却CCD
    カメラをつけて撮りました。露出は5分のものを5枚重ねています。
    架台は、ビクセンのSP−DX赤道儀+スカイセンサー2000PC
    USBのオートガイダーを使って、自宅の庭で自動追尾して撮影。

M33は、さんかく座にある銀河
です。大きいのですが淡い銀河
250万光年の距離にあります。
R200SSに、SBIG社のST7XMEを
使って撮影しました。
2020年10月20日

セレストロンC11にレデューサーをつけ、
焦点距離2800×0.63=1800mm(F6.3)で
180秒(3分)×約30枚コンポジットした
ものです。総露出時間は4140秒(70分)
Gain 215 RGB24 -10℃
M−Genによって自動追尾

M33の腕の中の星雲が写りました。
満月よりも大きな天体だそうです。
2020年10月25日

ビクセンR200SSにエクステンダーPHを
つけ、焦点距離が約1100mm(F5.6)で
2分×12枚、3分×3枚をコンポジットした
総露出時間は1862秒(30分)の写真。

Gain 約215 RGB24 約-10℃
M−Genによって自動追尾

C11 で撮影したものより、シャープに
渦が写っている感じです。